わたしのカケラ〜感想棚〜

ワタシの時間を彩るカケラ。映画やドラマ、本の感想をただひたすらに書く個人記録。

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

映画「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」

喪失と再生の物語。父の遺した鍵の穴探しの冒険ストーリーかと思いきや鍵はキッカケでこの子にある沢山のことを乗り越えていく姿がテーマだと思った。鍵じゃなくて、この子を追いたい映画。 この子の周りには人の理解と愛が在って 自閉スペクトラム・サヴァ…

映画「ストレイト・アウタ・コンプトン」

素晴らしかった。 当時のアメリカの社会問題が詰まっていて、人種差別による不当な扱い、暴力や薬、理不尽な抑圧に満ちた街コンプトンで育った彼らが、社会への反発や問いなど等身大の叫びをヒップホップにして全米の社会現象にもなる人気グループとなった実…

映画「ハートビート」

バイオリンの音色 バレエダンス ストリートダンス それらをたっぷり堪能できる、音楽学校の話。 バレエダンサーを目指す、才能あるルビーと 祖父の形見のバイオリンを地下鉄の駅で演奏する日々のジョニーが出逢って、惹かれあっていく様もとてもいい。 ラス…

映画「アトミック・ブロンド」

これはもう、セロンが最高に美しい。 ベルリンの壁崩壊の直前の、ベルリンと東ドイツのスパイの話。暗い背景なのに、シンプルで飾らないバイオレンス映画。 生身で殴り合って傷だらけのセロンの姿は、カッコ良かった。 二重スパイは誰なのか?というストーリ…