映画「ストレイト・アウタ・コンプトン」
素晴らしかった。
当時のアメリカの社会問題が詰まっていて、人種差別による不当な扱い、暴力や薬、理不尽な抑圧に満ちた街コンプトンで育った彼らが、社会への反発や問いなど等身大の叫びをヒップホップにして全米の社会現象にもなる人気グループとなった実話。
若い彼らの話なので、若さゆえに起こす行動や堕落や葛藤など観ていて胸が痛む場面も多々あって、心に深く残り続けるだろうな、と思える作品だった。
過激な表現が多いけれど、それが当時の若者たちのありのままなのだろうと受け止めて観ることができた。