邦画【泣いた作品の部屋】
そのまんま、とにかく、邦画で泣いた映画です。
『湯を沸かすほどの熱い愛』
母の愛。嗚咽泣き。熱い!
『252 生存者あり』
父と娘。災害の映画。もう号泣。
『海猿』
海猿シリーズ。ドラマも必見。カンナとの恋の始まりから、海上保安官として成長していく仙崎の試練、バディや上官、とにかく泣く。
『北の国から』
中学生の頃、台本になっている本をずーっと順に読んでいて、当時ビデオでも見て、ドラマから映画シリーズ、全てに夢中だった。
どの回もどのシリーズも、必ず感じること響くことがそこに在る。
妻の不倫から離婚して、故郷の北海道にジュンとホタルを連れて帰った黒板五郎。
妻の妹ユキコも、不倫相手と別れて逃れるように都会を離れて五郎やジュンやホタルと生活を始める。
厳しい環境の北海道で電気もガスも水道も無く、一から暮らしを始めていく中で、村の人々や父と叔母のもとにジュンとホタルは育っていく。
『白虎隊』
ドラマスペシャルで観た白虎隊。
こんな悲しい事があっていいのかと、母の想いや白虎隊の子どもたちの命に号泣した。
また観ようと思うのに覚悟が出来ないまま…。
ドラマ版『世界の中心で愛を叫ぶ』
王道だけど、泣かずにはいられない。
映画版も観たけれど、記憶に深いのはこっち。この2人は素晴らしいと思う!
ドラマ版『白夜行』
これも、ドラマ版推し。
この2人の犯行を追い続ける武田鉄矢がまた素晴らしい。ラストなんて嗚咽泣き。
悲しい子どもが大人によって堕とされた闇の中で小さな手を取り合い見つけた生きる術。
次から次へと犯行に及ぶ姿も辛い。東野圭吾の傑作だと思う。
ドラマ『1リットルの涙』
これはもう。泣きじゃくる。
本人の病気への苦悩にも泣くし、親にも泣く。ママは保健師だったかな、なんかそれも拍車をかけて泣いた。
『黄泉がえり』
これと、
『いま会いにゆきます』
やっぱりこれと
『天国の本屋〜恋火〜』
こういうファンタジーが似合ってるなぁと。
温かくて、切なくて、不思議な。
胸が熱くなる素敵な物語。
洋画【ミュージカルの部屋】
ミュージカル映画がとても好きです。
ヘッドホンで聴いて観て完全に音楽と世界に浸ることで、もう全身全てが癒えていく感じがします。
中でも特にお気に入りをチョイスしました。
『オペラ座の怪人』
これを観て、私が本格的にミュージカル映画の虜になった作品。
怪人役のジェラルド・バトラーも悲しく恐ろしく素敵で
舞台の映像も文句無しに美しい。
悲しいのだけれどとにかく美しい。
歌のかぶせ合いも鳥肌が立つ。
何度も観た映画。これからも見続けるだろう。
『レ・ミゼラブル』
これは30代半ばを過ぎてから観た。
ずっと歌っているのだけれど、惹き込まれる。とても深くて壮大なミュージカル映画。
あらゆるヒューマン要素が詰まっていて、心震えながらのめり込み、ラストは圧巻の感動。
自分の中の魂が震え続ける感じ。
あらゆる感性が動いて観終わってとても疲労する、素晴らしい正統派なミュージカル映画。
好きなバズ・ラーマン監督の、ミュージカル映画。ニコールキッドマンとユアンマクレガーの恋の歌にとびっきりキュンキュンする。
知っている歌がいくつも出る。
2人の恋の話に、胸がギューッと感動する。
2人の歌声がとても好き。ずっと聴いてたいくらい。
そして何より、バズ・ラーマン監督の独特の世界観が堪らない!
幸せ〜な恋の気分に浸りたい時はいつもこれチョイス。
『バーレスク』
クリスティーナ・アギレラにハマったのはこれを観て。歌声に圧倒的に魅せられた。
歌手を夢見てロサンゼルスに出て来たアギレラの魅力が満載で、衣装も可愛いしショーパフォーマンスもクウォリティ高くて、才能を開いていく女のサクセスストーリーに、観る度に力強い元気をチャージできる。
アギレラ演じるアリの恋もたまらない。アリに恋するジャック役のキャム・ギガンデットがまたキュート!! アリに惚れてく瞳に惚れる…
それでいてストーリーはヒューマンでもある。最高。
中学生の頃からオードリーが好きなのでこれが好きなのは勿論なのだけれど、ストーリーも面白い。
花売り娘が、お金持ちの人によって淑女に変貌していく、プリティーウーマンのような話。
麗しのサブリナやローマの休日やおしゃれ泥棒のオードリーも好きだけれど、このオードリーも文句無しに可愛い。
このドレスをウェディングで着たいと思って憧れていたんだったなー(遠い目
『ララランド』
キュンキュン。jazzな世界も、エマ・ストーンの可愛いさも、ライアン・ゴズリンズの瞳も、またここに来たくなる。
映画「セッション」のデイミアン・チャゼル監督。セッションではドラムに狂気的に打ち込む青年と教師の狂気的指導の話だけど、これもjazzピアニストの夢を抱く男性と女優を目指す女性の恋と夢を描いてる。
夢を追う形はそれぞれだとしても、いいなと思う。(ちなみにセッションはミュージカルではないけど、あのピン…と張り詰めた冷たい線のような異常なほどの空気感、凄まじさは傑作だと思う)
ララランドは、枕元に置いて眠りたいような映画。
映画「遠い空の向こうに」
炭鉱の仕事が暮らしを支えている1950年代の小さな町。
地下に潜って炭鉱を掘ることに誇りを持つ父の二男であるホーマーの夢は、空の上、宇宙だった。
夢に真っ直ぐなホーマーと、彼の仲間の、
10代の持つ宝物のような情熱がとても眩しい。
子どもたちに見せ伝えたい名作。
始終ずっと、胸が熱くジンワリし続けて
何度も何度もボロボロと泣いた。
エンドロールでは「ありがとう」と何度も心の中に浮かんできた。こんな泣き方をさせてくれたことに、私の心が嬉しかったみたいだ。
映画「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」
喪失と再生の物語。
父の遺した鍵の穴探しの冒険ストーリーかと思いきや
鍵はキッカケで
この子にある沢山のことを乗り越えていく姿がテーマだと思った。
鍵じゃなくて、この子を追いたい映画。
この子の周りには人の理解と愛が在って
自閉スペクトラム・サヴァンの設定なのだろうけれど(観るまで知らなかった。導かれたみたい)、わかりすぎて開始25分で泣きました。
この子から湧き溢れるパワーと、確かな困難。
特性を乗り越えるというより
まさに、再生。
この題名の意味は、なるほど❗️です。
この子自身の、目線の、物語。
理解するって
寄り添いって
子どもを人として尊重するって姿も、この中には散りばめられていた。
愛。
見終わってから、じわじわと深まる。
映画「ストレイト・アウタ・コンプトン」
素晴らしかった。
当時のアメリカの社会問題が詰まっていて、人種差別による不当な扱い、暴力や薬、理不尽な抑圧に満ちた街コンプトンで育った彼らが、社会への反発や問いなど等身大の叫びをヒップホップにして全米の社会現象にもなる人気グループとなった実話。
若い彼らの話なので、若さゆえに起こす行動や堕落や葛藤など観ていて胸が痛む場面も多々あって、心に深く残り続けるだろうな、と思える作品だった。
過激な表現が多いけれど、それが当時の若者たちのありのままなのだろうと受け止めて観ることができた。
映画「ハートビート」
バイオリンの音色
バレエダンス
ストリートダンス
それらをたっぷり堪能できる、音楽学校の話。
バレエダンサーを目指す、才能あるルビーと
祖父の形見のバイオリンを地下鉄の駅で演奏する日々のジョニーが出逢って、惹かれあっていく様もとてもいい。
ラストの大会のショーは素晴らしかった。
題名がなんだか安易で勿体ないな…と思う。
あたたかくて、キュンとして、音楽の栄養もあって、魅力ある映画だった。